068 . Classic Resort【Renovation】

リノベーション前

ディティール入った無垢材のミラーを設置するだけで広く、そして上質な空間に早変わり。
そして玄関ドアもより素材感あるテクスチャーにグレードアップ。
玄関を入り正面には空間を締めるブラックのオブジェと壁面にもタイルを施し素材感をプラスしております。

天板の厚みや木目の表情、品質にこだわった無垢材オーダーテーブル。この重厚な無垢材のテーブルを活かすべく、壁には表情がありながら馴染むテクスチャーに手摺りをブラックに塗装をして無垢材をシャープに見せ、照明やファブリック使いで軽やかに演出。

壁を取っ払い、LDKが見渡せる開放的なキッチンに。
壁と床とタイル、キッチンの天板、バランスを見ながらセレクト。そしてカウンターにはモールテックスの左官仕上げでトータルのバランスを調整。そして、オーダーキッチンボードの面材をフラットデザインを採用しまわりの素材感を一旦リセットしてカラーはカウンターのモールテックスと合わせ、ウォールナットの木目をアクセントトソております。

ダイニングから階段を下ると開放的な吹き抜けのリビングシーンに。
天井が高い分、カラーリングで空間のバランスをメリハリをつけ整え、既存のフローリングのトーンを活かすファブリック・素材選びがポイント。

広い面積で空間に影響を与えるカーテン。このLDKを最終的にまとめ上げる存在と言っても過言ではありません。海外ファブリックの繊細なカラーと表情、そして絶妙な２トーンの切り替えが、天井の高いこの空間で最高のパフォーマンスを見せております。レースにはあえて粗い目の抜け感のあるレースをセレクトして、クラシックのかしこまった雰囲気にルーズさを与えて、心地良さに変えております。そして一部の窓にウッドブランドを採用することで、窓まわりのメリハリを聴かせて、バランス良く仕上げております。

LDKからの窓越しに見えてくるバルコニー。そこにもトータルのカラーや素材づかいのニュアンスを与えます。そして、マンションならではのバルコニーの広さを活かして、床を無垢材と人工芝で切り分け、クッション性の高い人工芝ではバルコニニーでもリビング感覚で過ごせるような、過ごし方の幅を広げております。

トイレと洗面室の床には、キッチンで採用した同じタイルの色違いを、
そして空間のアクセントにウォールナットを、各シーンとの共通コンセプトで統一しました。
トイレは腰壁をタイルで施すことにより、お手入れが簡単になり、且つ消臭効果、湿気対策の効果つき、機能性タイルを採用しております。
そしてタイルと壁紙の境にはウォールナットの見切りを入れてアクセントに。
洗面室は、RAMリノベーション・パッケージのオリジナル洗面台をアレンジして、天板をキッチンと同じ天板を採用。ここでも建物全体の統一感を図ります。アクセントに真鍮、面材に矢貼の木目でクラシックなホテルの佇まいに。洗面台の続きには同じデザインのオーダー収納。洗濯機＆乾燥機をビルトインすることにより、機器類が空間全体に馴染み、生活感を軽減できると共に海外ホテルスタイルを構築しております。
ユニットバスはシックにブラックの壁を採用してアクセントにタイルを施工して、ここでも全体の統一感を。

同じトーンだったベッドルームを、床材に素材感をプラスして、ブラックのウッドブラインドでメリハリをつけ、もともと白だった壁紙をグレージュにしてトーンダウン。そして、一面をタイル貼りにてアクセントをつけホテルライクなラグジュアリーな空間に。アクセントタイルは、エントランスのタイルと同じ種類の色違いで、ここでも全体の統一感を出します。